埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 80
■ 種類 論文
■ タイトル ボーリング調査から推定される深谷断層南東部の地質構造と活動性
■ 著者 水野清秀  K. Mizuno  (独)産業技術総合研究所
須貝俊彦  T. Sugai  東京大学
八戸昭一  S. Hachinohe  埼玉県環境科学国際センター
中里裕臣  H. Nakazato  (独)農業工学研究所
杉山雄一  Y. Sugiyama  (独)産業技術総合研究所
石山達也  T. Ishiyama  (独)産業技術総合研究所
中澤努  T. Nakazawa  (独)産業技術総合研究所
松島紘子  H. Matsushima  東京大学
細矢卓志  T. Hosoya  樺央開発
   
   
■ 出版元 (独)産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター 
■ 出版年 2004
■ 誌名・巻・号・年 活断層・古地震研究報告、No. 4、69-83、2004
■ 抄録・要旨 深谷断層南東部と綾瀬川断層の境界域にあたる吹上町及びその周辺地域において、深さ200m程度までの浅層地下地質構造と深谷断層の活動度・活動履歴を明らかにした。その結果、吹上町大芦で掘削した深度約173mのボーリングコア(GS-FK-1) でみられる礫層と細粒層の繰り返しが海退―海進サイクルに対応していることが示された。また、深谷断層の上下変位速度を推定すると、深谷や吹上-大里間では0.5m/ky以上であった。最新活動時期は、沖積層上部中にみられる液状化跡の形成時期に対応している可能性が高く、その時期はおよそ700〜1,000BCと推定され、上下方向の平均変位速度から見積もられる断層活動間隔は6,000〜8,000年程度となった。
■ キーワード 活断層、深谷断層、綾瀬川断層

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